こんにちは!
3月に入って温かくなってきてゲレンデの雪解けがどんどん進んでいきますね。。。(泣)
春になってくると、ゲレンデの雪が解けてシャバ雪になったり
夜中に気温が落ちて朝方カリッカリのアイスバーンになっていたり
ゲレンデの状況が1日で変わることが多くなりますね。
ゲレンデサイドも雪を維持するためにたくさん工夫していますね。
ただ、この時期は気候も安定していて晴れることが多く
温かく気持ちよく滑れるのも春のいいところですね!!
薄着で滑っていても涼しいくらいで
風を切って滑る感覚が気持ちよくなりますよね!
しかし春になり、温かくなってゲレンデの雪がシャバシャバになってくると
怪我をする人が多くなってきます。
アイテムのリップの雪を溶けないように硫安を巻いてカチカチに仕上げていたり
アウトがシャバ雪で掘れないように硫安でカチカチに仕上げていたり
いつもなら引っかからないグランドトリックがシャバ雪のためにエッジが引っ掛かり
思いっきり転んだり。
エッジを立ててカービングしていたつもりがシャバ雪すぎてエッジが抜けて
転んでしまったり。
雪自体がボコボコしていて滑走しずらくて転んでしまったり。
この時期は本当に気を付けなければいけないなと思います。
そこで今日は、シャバ雪で気を付けるポイントをご紹介したいと思います!
目次
1.膝をよく使うこと
ハイシーズンは雪がしっかり圧雪されていて、ターンのときやオーリーノーリーの着地の時などは安定していて楽に滑走できると思います。雪もフカフカかつギシギシとしていて(擬音ばかりですいません笑)あまり板や足元を気にせず滑れるかと思います。
しかし、シャバ雪になるとそうもいきません。いたるところにかき氷状になった雪、小さい氷の集合体(ゆるい塊)がいたるところで発生しています。
踏めば崩れるしでも引っ掛かりもする。地形上日陰になってしまうようなところでは、カッチカチのアイスバーンに変身していたりします。
すごいやっかいな奴らです(笑)
このやっかいなやつらを滑っていくためにはしっかりと膝のクッションを使い、ぼこぼこした雪面の衝撃を吸収してあげながら滑ってあげると下手にやられたりしないと思います!ハイシーズンよりも滑るときに体を使うので少し疲れるかもしれませんが、突然の逆エッジで転んで怪我をするよりは、自然に膝を使って滑ってあげた方が体に優しいのではと思います。あきらかに見た目でアイスバーンになっているなという場所については滑らないようにすることがベストです。エッジが入らないようなアイスバーンでは怪我をする危険が上がります。気を付けましょう!
2.春用ワックスをしっかり塗布する
春のシャバ雪は板が走らなくなることが多いです。シャバ雪がソールに無駄な抵抗をしていて、ハイシーズンの時とはまったく違う滑り方をします。
素直に春用ワックスをかけましょう!スプレータイプのワックスは正直意味ないと思います。
しっかりホットワックスで春用のワックスを塗ってあげましょう。
ワックスなんてめんどくさいよ!!
って方は、ブラシをかけるだけでも多少走るようになります!
ナイロン、馬毛ではなく、ブロンズブラシを使用して一方向にノーズからテールに向かって力ずよくブラッシングしてあげます。
意外とこれだけで滑走能力変わったりするので、ぜひお試しください!
3.エッジコントロールを少なくする
どうゆうことかというと、単純にハイシーズンの圧雪されたバーンよりも春雪でシャバついたバーンの方がエッジが刺さってきたときに雪が耐えれる力が少ないということです。
大げさに言うと、ソールだけで滑ろう!
です。(笑)
といってもエッジを一切使わずにスノーボードするなんて不可能だと思います。
あくまで意識です!
いつもはターンの時にここまでエッジかけてるけど、今日はシャバ雪だから少し軽めにかけよう!
みたいな!感じでOKです!
いつも滑っている時よりゆる~い感じでターンしていけばシャバ雪にやられることも少ないと思います!
温かくなってリラックスして気持ちよくゆったり滑ろう!
今シーズンもありがとう!
そんな気持ちを持ちながら滑ればもうシャバ雪達は何もしてこないですよ(笑)
まとめると
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1.膝をよく使うこと
- 2.春用ワックスをしっかり塗布する
-
3.エッジコントロールを少なくする
です!
もう春かぁ。
と言いつつもまだまだスノーボードのシーズンは続きます!
皆さんも怪我のないように是非残りのシーズンも楽しみましょう!!
それでは!!
あでゅ!!